理論的解析

鉱物相平衡計算システム並びに
岩石−熱水相互作用数値計算システムの開発


岩石・鉱物・鉱床の生成条件を推定するため一手段として熱力学的手法が用いられます。当研究室では、鉱物の安定関係を迅速にパーソナル・コンピューターを用いて計算が可能になるような鉱物相平衡計算システムの開発を行っています。
計算にはシュライネマーカース法並びにギブスエネルギー最小化法を用いています。使用言語としては日本語Visual Basicを用い、パーソナルコンピュータで誰にでも簡単・迅速に使用できる計算システムの開発を目指しています。また、岩石の熱水変質をシミュレートするための岩石−熱水相互作用の数値計算システムの開発も行っています。この計算システムは、地熱系にも応用が可能であり、貯留層の温度推定、岩石−熱水間平衡度の推定などに応用できます。



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